2017年05月12日

光の里では、日中活動として毎週金曜日に口腔ケアを実施しています。
利用者様本人のトレーニングも含めて、毎日の歯磨きでは行き届かない箇所を支援員が、歯ブラシや、歯間ブラシを利用して歯磨き介助や、自分で歯磨きが困難な利用者様の口腔内の清拭を行っています。利用者様の中には、なかなか口を開けて下さらない方もいらっしゃいましたが、口腔ケアの回数を重ねる事で徐々に口を開けてくださるようになりました。
口腔ケアは、口腔内を清潔にするだけではなく、口腔機能（摂食、嚥下、発語）を維持し、老化や認知症の予防、全身的な健康維持など生活の質の向上にも役立ちます。その他にも、口腔内の細菌が、心筋梗塞や誤嚥性肺炎の原因となる事もあります。歯磨きは口の中の汚れを落とすだけではなく、口腔内の衛生状態が全身に悪影響を与えかねません。
今後も、口腔ケアを継続し利用者様の健康をより一層サポートしていきます。